ルピナスは続く


IMG_2451s-IMG_2730ルピナス……また描きはじめました。

上は、作業中断直後の状態。下は今回、上の仕掛り作品に取り掛かって二日ほど描き進めたもの。画面は上に向かって「登りフジ」さながらに、ロケットの先端のごとくもっともっと伸びます。

ちょうど1年前、これを手がけている最中に横浜・都築の教室の話が舞い込み、その他何やかやも絡んで絵どころではなくなったので、モデルは何枚も写真に撮って後は伸びるに任せ枯れるに任せ……(2016.5.31掲載)。

先ごろこれを思い出し、道具箱の奥から写真ともども描きかけの絵を持ち出して,、再び筆を執ったという次第です。

実はこれ以外にも「カボチャ」が放り出してあるのですが、こちらは本体と半切を組み合わせた静物画系の構図で、半切の切断面にのぞくタネや細い糸状の繊維質の錯綜にめまいを感じ、半ばあきらめかけていたものです。

学生の頃、友人に油彩を描く男がいて、その部屋を訪れた時見たのですが、部屋の壁に汚れたように見えるカンバスが数枚、立てかけるように置いてありました。「みんな描きかけなんだ」。当時ボクは、絵とは縁のない人間でしたが、あ、そんなのもアリなんだ、と感じたものです。

とは言え、事の良し悪しよりもやはり性格なのでしょう、こんなものが二つも溜まると、なんとはなしに良心の呵責みたいなものが淡く胸にわだかまります。今回再開に踏み切ったのはこんな理由なのですが、相変わらず雑務は多く、ワダカマリがどこまで薄らぐか分かりませんが……ま、時々ご報告します。

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