サクラの葉、仕上がりました……が


s-IMG_2853これ、多分ソメイヨシノだろうと見当はつけていました。今、一般の土地でサクラといえば、まずソメイヨシノの世界です。でも描き上げた後、一応は「葉っぱ図鑑」で調べてみました。

ソメイヨシノの特徴、来歴として、①葉の形は「倒卵形」、②鋸歯は重鋸歯で鋭い。③オオシマザクラとエドヒガンとの交雑種と思われる、とありました。

「倒卵形」とは植物の葉の場合、前半分は幅広く丸みを帯び、後半分はややすぼまった形とうことです。ところがボクが描いた葉はきれいな楕円形で、図鑑によればオオシマザクラっぽい。

また重鋸歯とは、葉の縁に見られるノコギリ状のギザギザの、一つの「ギザ」に小さなトゲが重なるようにオンブされています。つまり重鋸歯のギザギザは、大小のトゲが不規則に並んでいるように見えるのです。

ところが、ボクが描いた葉は鋸歯は鋭いのですが、一重のトゲが規則正しく並んでいて重鋸歯っぽい部分が見当たりません。

ボクはもう一度そのサクラの木の根元に行き、何枚かの追加資料を拾ってきました。で、それらの形ですが、きれいな楕円形も何枚か見られるのですが、多くは「ソメイヨシノ」の特徴である「倒卵形」、しかもそこかしこにレッキとした重鋸歯が見られるではありませんか。つまり、モデルはやはりソメイヨシノだったのです。

ボクは最初、図鑑を見ながら、ことによると描いたモデルはオオシマザクラじゃないかと勘違いしそうになりました。それにしても一番最初、美しいと感じて拾いあげた葉は、かなり例外的なものだったのでしょう。

あ、もう一つ。葉柄の、葉に近い方に見える小さなデッパリは、腺体(密腺)です。2つあります。アリなどが寄ってきます。

カテゴリー: 制作活動   パーマリンク