一味違う植物解説 第19回


先回9月19日以来久しぶり、19回目です。

●チューリップ①(ユリ科)   この美しい花は14世紀、勘違いから生じたこの名前とともにヨーロッパに紹介され、15世紀には「チューリップ狂時代」を出現させます。 

●チューリップ②(ユリ科)   かつての欧州、チューリップ狂の時代、球根一個が馬車6台の大麦小麦・家畜19頭・ワインなど8樽・現金千ポンドのすべて(!)と交換。

●チューリップ③(ユリ科)   日本には江戸時代末期に渡来しました。本格的な輸入は明治40年ごろからです。現在では新潟、富山、島根など砂丘海岸地帯の栽培が盛ん。 

●チョウセンアサガオ(ナス科) 江戸時代の外科医花岡青洲は、これに猛毒トリカブトを加え、世界初の全身麻酔薬「通仙散」を開発しました。最初の手術は乳ガンでした。  

●チョコレートコスモス(キク科)花色はほかに例がない。しかも色と並んで香りまでチョコレート! 色違いのコクモスではなく別種です。舌状花がコスモスより少ない。

●チランジア(パイナップル科) 土中には根を張らず、気根で樹木や岩石に着生します。葉や気根で空気中の水分を吸収するので、「エアプランツ」の名でもおなじみです。     

●ツツジ①(ツツジ科)     ツツジ属の種の総称で、「ツツジ」という名の植物はありません。アジア原産ですが、種類では日本が世界の中心かも。サツキとは同科同属。 

●ツツジ②(ツツジ科)     サツキとは同じ仲間に属します。ただ花期がズレるために季節もズレ、扱いが別になりました。ところで、同科・同属といえばシャクナゲも。  

●ツバキ(ツバキ科)      園芸品種は200を超えますが、種名は全部「ツバキ」。人との縁は古く、縄文時代真っ盛りの遺跡からツバキ材の櫛が出土しています。

●ツユクサ(ツユクサ科)    この花の汁は色が消えやすく、だから今も、友禅染の下絵に重宝しています。そのために改良された大き目のツユクサ(オオボウシバナ)も。

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