「ボクの教室の基本色」の使い方① ムラサキを作る


s-IMG_0118青と赤を混ぜればムラサキになる、これはよく耳にするし、ご存じだと思います。しかし赤い色の中のどれと、また青い色の中のどれとを混ぜるのでしょう。混色の指導書には、「クリムソンレーキ+ウルトラマリン=美しいムラサキ」とほぼ必ず出ています。ところがこれを作ってもあまり美しくない。むしろ茶色を思わせる中途半端な色になります。

ボクはこれを、クリムソンではなくオペラとし、オペラ+ウルトラマリンティープで作ります。本当に美しいムラサキが生まれます。二色の割合を変えれば、アカムラサキもアオムラサキも自由自在です。写真の上段、中央がウルトラマリンディープ、その左(クリムソンレーキ)と混ぜたものが下段左側です。これ、ムラサキですか? 上段中央と右側のオのペラと混ぜると、下段右側になります。これこそ本当のムラサキ……じゃないでしょうか。もっともオペラは少しクセのある絵具で、現実には使いにくい。こんなことから嫌われるのでしょうが、鮮烈なピンクは女性の生徒さんには何とも魅力のようです。で、普段オペラを使うときは何か別の色と混ぜて使うといいです。

クリムソンレーキは、ボクの基本色では№1、オペラは№3、ウルトラマリンディープは№18です。この番号は自分のパレットに並べる順番です。色彩理論的な裏付けがちゃんとあるのですが、それはまた今度。

ムラサキはメーカーのカタログには、ライラックとかパーマネントバイオレットとか8種類も並んでいるのですが、利用範囲が狭くあまり重宝しない。それよりも、上の二色でベースを作り、「後は何が必要だろうか、ま、ちょっぴりだけど」と考える方がお薦めです。

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